2014年12月05日
木造住宅耐震改修講習会
先日、木造住宅耐震改修工法講習会を受講して来ました。
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・東日本大震災で、地震による津波のでの被害が大きく報じられましたが、
地震による建物の倒壊等は、ほとんど無かったそうです。
その理由は、
1、寒冷地の為、住宅の窓等の外壁開口部が少なく、結果的に耐震基準より
も地震に強い建物になっていた。
2、地震の震源が陸地から離れていた為、地震の震動周期が、木造住宅
に影響の少ない振動周期であった。
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・阪神大震災では、建物倒壊による被害が多かったようです。
その理由は、
1、直下型地震で、地震の震動周期が、木造住宅に影響が大きい振動周期で
あった。
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・宮崎県は、南海トラフ地震が想定されており、阪神大震災と同様、直下型で、
建物倒壊による被害が予想されているとの事でした。
・宮崎県では、耐震診断、耐震改修が、進んでいない。
地震が発生した時に、建物が倒壊しない事が、地震後の避難の前提条件に
なるので、宮崎県として木造住宅の耐震化を進めているそうです。