2015年04月01日
夢見草
4月を迎え、会社の桜も満開を迎えました。
夢見草とは桜の異名です。
他にも挿頭草(かざしぐさ)・曙草は有名な名前ですが、
「春告草」・「花王」・「徒名草(あだなぐさ)」・「吉野草」・「暮春」・「季春」
「殿春」・「春惜しみ月」などの呼び名があります。
とりわけ美しい桜には、昔からこういった別名を付けて愛でていたようです。
それぞれに由来があって、例えば「夢見草」は「夢の様に美しくも儚い」という意味から…
昔の人ってロマンチックですよね(*^^*)
続いては宮崎市高岡にある天ヶ城公園の千本桜です。
続いては、小林市のまきばのソメイヨシノです。
こちらの写真はアクトで活躍している鳥越さんからの提供です
牧場の桜は明治42年、防風林としてソメイヨシノを千本植樹し、戦前は「軍馬
の桜」として親しまれ、九州でも珍しい空を覆い尽くす程の桜並木に、北九州か
ら花見列車が運行し、盛大な桜をひと目見ようと身動きできない程の観光客で
賑わっていたそうです。
私も小さい頃に、まきばの桜の下で家族とお弁当を食べた記憶があります。
時がたち、木は老木し、病気に見舞われ、レジャーも多様化する中で桜も影を
ひそめるようになったものの、小林青年会議所の呼びかけで、ボランティア団
体「小林さくらの会」が発足し、軍馬の桜は「牧場のさくら」として復興したそう
です。