2016年04月07日
CLT実証建物(住宅)の完成見学会に参加して参りました!
つくば市の国立研究開発法人建築研究所に、CLTによる実証建物(住宅)の完成見学会に参加して参りました!
CLTとは、簡単にいうと集成材の壁バージョン的なもので、壁式構造の構造体として今後活用が期待される建材です。
大工等の職人不足の昨今とすると、省力化や施工効率の向上の点からも期待がかかります。
※6Mの一枚パネル。2階より見下ろしましたが、結構な迫力と美しさ。
個人的には見栄えがどうか気になっていたのですが、むしろ集成材よりも、接合部がボヤけて美しかったと思います。
※構造材を斜めにカットして意匠性を出しています。従来品に比べ、積層部分を意匠的に演出できます。
※構造材をくりぬいて照明機器を露出で見せるというテクニックも。
また、構造体の見せ方によっては非常に面白いです。
在来より庇も長めに出せて、利便性、意匠性も高くなるのではないでしょうか。
ヨーロッパでは普及しているようですが、日本ではメーカーも体制も今から。コスト面の低減に期待していきたいです!
ちなみに個人的に強いインパクトを受けたのがもう一つ。
モデルがかわいい。。。いやいや、「CLTで地方創生を」とは、おもしろいですね。
一つの産業創出につながるわけですね。
宮崎県内でも生産が始まるようです。地方創生につなげていきたいです!